「子どもたちのためにも、土に触れたり光と風を感じたりできる暮らしを」と、市街地のマンションを手放して見晴らしの良い高台に新居を構えたKさん。同じ高台に建つ建舎団居のオフィスを訪れた際、窓の外に広がる風景を見て「こういう家もいいね」と惚れ込み、それがキッカケとなってロケーション重視で土地を探しました。

苦労して見つけたのは、住宅地のちょうど縁にあたる角地。元々の標高に加えて接道面からも3ｍ程高く、北東に大きく視界が開けた区画なので将来的にも視界を遮ることがありません。建舎団居では「とにかくこのロケーションを邪魔しないことを最優先」に考え設計を進めました。

Kさん宅は美しい外観や上質な居住空間と共に、全室スカイビューを実現しています。なかでも圧巻なのはリビング。ダイナミックな2面開口から壁を意識せず、外の風景を眺められるのが魅力です。2階主寝室もリビング同様の2面開口ですが、1階よりもさらに目線が高くテラスの手すりもスケルトンなので、まるで気分は空を飛ぶ鳥のよう。ほかにもキッチンで料理している時、ライブラリーで宿題する合間、2階バスルームから、ウッドデッキでBBQを楽しみながら…など、いつでもどこからでも外とつながる眺望の家となりました。

当初、何社かに家づくりを相談したものの、なかなか自分のイメージどおりにはいかなかったというKさんですが、完成したこの住まいには大満足しています。