高く澄み切った青空の下に広がる田園風景。黄金色に実った稲穂が、秋風に揺れながら収穫の季節が訪れたことを教えてくれます。
この豊かなロケーションの中に建つのがTさんご家族が暮らす「叙景の住まい」です。農家を継ぐためにご主人の故郷に移住を決めたご夫妻。リアスタイルならば「この地で暮らし、生きることの意味」を最大限に引き出した家づくりをしてくれるだろうと確信し、新築を依頼することになりました。
「叙景の住まい」の特徴は、斜めの角度を持つ壁と、片流れ屋根が描く独特なフォルムのファサード。これは、ご家族が暮らしの中で、どのようにして田園風景を望むかを考えて建物の角度を決め、空間を構築した結果辿り着いた住まいのカタチです。
ご夫妻にとって窓から望む田園は、美しい景色であるとともに、大切な職場。ここから見える景色のすべてが、「叙景の住まい」を構成する要素となっています。
水を張った田んぼ、青々と育つ稲穂、黄金色に染まる秋、周囲を真っ白に塗り替える冬など、季節や気候によって移り変わる大パノラマは、Tさんご家族の「この地で暮らし、働き、生きていく」という意志をより確かなものにしてくれるとともに、田園の様子を常に確認することができるという農家ならではの実用性も兼ねています。また、仕事で汚れた靴や作業着のまま出入りができる土間のある勝手口を設けたり、寝室とLDKを1階にまとめ平屋的な暮らしを実現するなど、仕事上の便利さと暮らしとしての快適さも追求しています。
リアスタイルが大切にしているのは、「家族がその場所で暮らすうえで、最良の住まいをつくる」ということ。土地を読み解き、ライフスタイルに寄り添った家づくりを通して、家族が豊かに暮らす未来を共に切り拓いています。
遮るものが何ひとつない、360度広がる田園風景を見守るかのように「叙景の住まい」は建っている
カウンターの窓から見る景色は、仕事や子育てで忙しい毎日を送る奥さんにとっての安らぎ
奥さんお気に入りのシャープな雰囲気の造作キッチン。ダイナミックなロケーションを採り込んだ空間に美しく溶け込んでいる
2階は子どもたちのスペースだけのコンパクトな空間。「家族の存在がどこにいても感じられるLDKとのつながりが嬉しいです」と奥さん
2階からLDKを見下ろす。梁と柱がクロスする構図も魅力
台形の開口は、山並みのある景色を望むことと、採り込んだ光を室内に乱反射させることを目的に配置
ダイニングから地続きのテラスを雨・雪から守る深い軒
玄関ホールとLDKの間仕切りとしての役割も持つ大型のクローク
黄金色に染まる秋の風景。美しい四季の移ろいを肌で感じられる住まい
施工エリア | 北海道道央その他 |
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カテゴリー | 新築(戸建て) |
家族構成 | ファミリー |
価格帯 | - |
竣工年 | 2019年 |
社名 | lia Style |
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住所 | 〒065-0018 札幌市東区北18条東1丁目1-28 |
TEL | |
施工対応 エリア |
北海道(道央) |