大きな土間から考え始めた家族の暮らし
お施主さまご家族との対話の中で「土間のある家で生活をしてみたい」というお話が最初にあがりました。
・旦那さまが農業を生業にされており、自分が作った野菜を調理して家族みんなで食べる場を作りたい。
・家の外に畑から収穫した野菜を一時的に保管したり、洗ったりする場を作りたい。
・まだ小さい子供達がのびのび生活を楽しめる場を作りたい。
そんないくつかのキーワードから、家の内外をつなぎ、家族の生活の中心の場になるような、大きな土間空間をつくることから家づくりがスタートしました。
生活の間
1階は大きな土間空間を中心に、リビング、和室、寝室、洗面室、浴室など、家族の生活の空間とし、2階は広々とした子供のための空間をつくりました。
間取りを考える際に、
それぞれの場を「部屋」のように区切りながらつくるのではなく、
それぞれの場が「間」のようにゆるやかにつながっていくような計画としています。
大きな土間空間を中心として、それぞれの「生活の間がつらなる」ことで豊かな暮らしが生まれるのではないかと考えました。
家全体がゆるやかにつながることで、離れた場所にいてもなんとなく家族の気配を感じたり、自然と家族の触れ合いが生まれたり、日々の何気ない生活のシーンを楽しく感じられるような住まいを目指しています。
小さな建築が寄り添うように集まる
この家の外観にも、そういった生活の間のつらなりが、特徴的な形として現れてきています。
間口1.5間の5棟の建物を、それぞれ高さを変え、少しずつずらしながら配置し、小さな5棟の建物が集まることで全体をつくっています。
まるでそれぞれ個性の違う家族が肩を並べ寄り添っているような風景にも見えてきます。
家族の生活の風景を感じる
食事を楽しむ場の奥に、家族がくつろぐ様子が見え、さらにその奥から子供の遊ぶ声が聞こえてくる。
そんな家族の生活の風景を想像しながら家づくりを進めていきました。
見えない空間の気配を感じたり、その先の場への想像を膨らませたり、
全体が大らかにつながる家は、小さくずれたり重なったりしながら、不思議な奥行きと心地よさを空間にもたらします。
秘密の場所につながる入り口
子供室の壁には少し不思議なかたちをした小さな扉があります。この扉をくぐり抜けていくと納戸につながります。
子供の成長とともに必要な物も増えていきます。そんな生活の変化に対応できるように、小屋裏部分を活用して大容量の収納スペースを計画しました。
まだ小さな子供たちにとっては秘密の遊び場になっています。
外壁の塗装材は、塗装材の仕様を変えることで、同じ青色でも日のあたり方や見る方向で色合いが変わって見えます。
外遊びを楽しむための下屋をつくりました。収穫した野菜を一時的に保管しておくための場所でもあります。
ダイニングとキッチンをつなぐアーチ開口のモルタル壁です。
扉の把手や照明のスイッチはお施主さまセレクトのこだわりの製品を使用しています。
吹抜けをつくることで1階と2階がゆるやかにつながります。
お施主さまセレクトのこだわりの照明器具たちが生活に彩りをそえてくれます。
お施主さまセレクトのこだわりの製品を使用した洗面です。オレンジ色のタイルの目地がアクセントになっています。
旦那さまこだわりのキッチンです。土間仕上げにすることで床を水洗いできるようにしています。
子供室の天井は屋根勾配にあわせてラワン合板を張って仕上げています。天井の高い開放的な空間になりました。
| 施工エリア | 福島県伊達市 |
|---|---|
| カテゴリー | 新築(戸建て) |
| 家族構成 | ファミリー 子ども三人以上 |
| 価格帯 | - |
| 竣工年 |
| 社名 | (株)アーキトリップ |
|---|---|
| 住所 | 〒960-8074 福島県福島市西中央2丁目115 |
| TEL | 024-563-4070 |
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