かねてから環境と健康に配慮した住環境を意識してきた道東ハウス工業は、「札幌版次世代住宅基準」の最高等級となるトップランナーをクリアした住まいを建てるなど、高断熱・高気密の住まいづくりには定評があります。
高い住宅性能を追求し続ける当社の最新モデルハウスが「パッシブ換気の家」。機械を使わず、室内の暖かく軽い空気の流れを利用し、その流れをコントロールして十分な換気量を確保するパッシブ換気。しっかりとした基礎断熱が土台となり、床下から吸気。室内の空気は、仕切りや床ガラリなどで上昇や下降の流れがつくられ、オガファーザーというウッドチップと再生紙からできた紙クロスが調湿性を発揮し、家全体が呼吸をしているような爽やかさに包まれます。
またこのモデルでは、太陽光をふんだんに取り込むパッシブデザインを採用。日射取得型のFIX窓から、太陽の光が家中を明るく照らします。外壁には太陽熱を暖房エネルギーに利用できるソーラーウォーマー(集熱パネル)を設置。そのうえ、揮発性有機化合物(VOC)を排出しない自然素材を使うことで、太陽の恩恵を受ける健康的な暮らしを提案しています。
太陽や風などの自然エネルギーを有効利用できるパッシブ換気の家の構造は、暖房費のコストダウンができる経済的な面だけでなく、ダニやカビの発生を抑える健康的な効果も期待でき、多様な世代が長く安心して暮らせる住まいです。
シューズクローゼットは上部と下部に開口部を設け臭気がよどまないように工夫。土間と上がり框の隙間も床下換気口になっている
窓に面したワークスペースがあるダイニング側から見たキッチン。右奥がユーティリティへつながる。天井のスリットの段差を利用し、間接照明を設置してある
キッチンカウンターはクラックにも強いモールテックスを使用
開放的で自由度のあるモザイクタイルがアクセントの洗面台。床は手入れのしやすいフロアタイルにした
リビングの天井は無垢材の羽目板張りで、シックハウスの原因でもある揮発性有機化合物(VOC)を不使用。段差の部分に美しくはめ込まれた断面が見える。リビング奥にはコンパクトな和室をしつらえた
ベンチのスリットから出てくる空気が吹き抜けのあるリビングを暖める
外壁に設置されたソーラーウォーマー。冬場は暖房負荷を減らし、夏場は床下結露対策になる
冷えた空気が階段からリビングへ降りていくのを防ぐ扉式の建具が設置された階段。主寝室入り口の天井の部分にはグリルが設置され、湿度で開口する仕組み。汚れた空気などが屋根排気塔から排出される
階段下収納の床から基礎部分へ入ることができ、掃除機をかけるなどのメンテナンスができる
主寝室のウォークインクローゼットと壁面の収納。オガファーザーの紙クロスに薄いグレーのデュプロン塗装を施している
主寝室とつながるサンルームは、冬場の外気を予熱する空間。夏場は屋外物干しとして使える
2階のトイレへ続く2段の階段部分から冷えた空気が床下まで降りていくシャフトスペースへの流れを生む仕組み
施工エリア | 北海道江別市 |
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カテゴリー | 新築(戸建て) |
家族構成 | |
価格帯 | - |
竣工年 | 2020年 |
社名 | 道東ハウス工業(株) |
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住所 | 〒067-0063 本社:河東郡音更町木野大通東12丁目3-13、江別支店:江別市上江別西町2-3 |
TEL | 本社:0155-31-1123、江別支店:011-383-2229 |
施工対応 エリア |
北海道(道央、道東) |